浜野喜史
国民民主党・新緑風会
この件は終わりますけれども、引き続き動向に注目してまいりたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。法案質疑に移ります。今回の国際園芸博覧会ですけれども、先ほどもございましたように、一九九〇年に大阪で開催されました国際花と緑の博覧会、花博以来となります。花博の成果をどのように総括をされてきたのかということを説明いただきたいと思いますし、加えて、この花博の成果を踏まえつつ、今回の園芸博覧会でどのような成果を目指しておられるのか、説明をいただきたいと思います。
宇野善昌
国土交通省都市局長
お答え申し上げます。一九九〇年に開催されました大阪花の万博では、博覧会を契機として、花壇苗の出荷量について、一九八九年は約五千五百万株であったものが、二〇 〇二年には十六倍の約九億株に増加したほか、ガーデニングブームが起こるなど産業面で大きな効果があり、また、樹木の地下支柱の開発や大径木の移植における大型機械の導入など、都市における緑の保全、創出等に寄与する造園技術の進展も見られたところでございます。このように、国際園芸博覧会は、花、緑、農に関連する産業の振興や技術進展に大きく貢献するものであることから、二〇二七年国際園芸博覧会についても多面的な成果が得られる博覧会にしたいと考えております。この...