浜野喜史
国民民主党・新緑風会
その上で、大臣にお伺いするんですけれども、結果論ではありますけれども、全国の一律のルールや法整備、盛土総点検を早期にやはり実行すべきであったと、悔いが残るということだと思います。行政及び立法府として実情や課題把握の力を高める必要性を痛感するところでありますけれども、大臣の見解をお伺いしたいと思います。
斉藤鉄夫
国土交通大臣
浜野委員から、悔いが残るというお言葉がございました。まさに結果論ですけれども、もう少し早く手を着けておければという気持ちが、私もそのことは非常によく共有するところでございます。その上で、それまで国土交通省として頑張ってきたということもちょっと申し述べさせていただきますと、建設発生土による盛土の崩落防止策については、過去の 崩落事案等を踏まえ、平成二十七年以降、国土交通省のほか、農林水産省や環境省を構成メンバーとし、警察庁もオブザーバーとして参加する関係省庁連絡会議において検討を進めてまいりました。この連絡会議における議論を踏まえ、平成二十九年には地方公共団体の実務担当者向けのガイドラインを作成し...