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空港の脱炭素化に向けた取組内容及び見込まれる効果

2022-06-02 参議院 国土交通委員会

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朝日健太郎

自由民主党・国民の声

ありがとうございます。非常に、我が国のカーボンニュートラル全体の中でもしっかりと高い、非常に野心的な目標だと思っております。まず、空港について質問をさせていただきます。今御言及ありましたとおり、二〇三〇年度まで四六%削減をしていくという意味では大変ハードルも高いかというふうに思っております。加えてまた、先ほど御言及あったとおり、空港施設のLED化など様々な施策を織り交ぜながら進めていくことになるかと思います。それで、国土交通省として、空港脱炭素化の目標達成に向けて具体的にどのような取組をやろうとされているのか、またその取組がどのようなCO2削減効果を見込んでいるのかを確認をさせていただきたいと...

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渡辺猛之

国土交通副大臣・内閣府副大臣・復興副大臣

先生御指摘のとおり、国内空港からのCO2排出量、二〇一三年度時点で年間約九十三万トン、これを四六%削減するためには、その時点から年間約四十三万トン削減する必要がございます。このような中、国土交通省におきましては、CO2削減のための具体的な施策として、空港施設、空港車両の省エネ化及び空港における再エネ導入を進めることとしております。一定の仮定の下で試算した結果、まず省エネ化については、空港施設における空調の効率化や照明のLED化、空港車両のEV、FCV化等により年間約十七万トンのCO2を削減する、また、再エネ導入については、昨年度公募により選定した重点調査空港のうち十空港で年間約二十七万トン相当...