Clips|国会を、おもしろく。
header
screenshot

関係省庁と連携して廃食油由来のSAFの活用を推進する必要性

2022-06-02 参議院 国土交通委員会

face

木村英子

れいわ新選組

ありがとうございます。早急にガイドラインを作っていただくようにお願いいたします。次に、今回の航空法の改正案では、航空業界の脱炭素化に向けて、CO2の排出量を大幅に削減できる持続可能な航空燃料、SAFの導入促進が盛り込まれています。特に、廃食用油を再利用して作るSAFは最も実用化が期待されている航空燃料の一つです。資料七を御覧ください。日本では、全日空がフィンランドのネステ社から廃油由来のSAFを輸入して定期便を運航しており、おととしは五千五百トンの供給を受けています。また、資料八を御覧ください。伊藤忠商事も、今年ネステ社と独占販売契約を結び、今年春から国内外の航空会社に供給を始め、最大一万トン...

face

斉藤鉄夫

国土交通大臣

四月にお話がございましたように、SAFの導入の加速化を図るため官民協議会を立ち上げたところでございます。供給側、需要側及び政府一体の枠組みとして。そして、この協議会には、原料確保の重要性を踏まえて農林水産省や環境省も参加していただいております。このSAFの原料には様々なものがありますが、廃食油由来のSAFの開発、製造が先行している現状もあり、今後の量産化に向けては、家庭から排出されるものの回収を含め、廃食油の確保は非常に重要な課題と認識しております。家庭で使った、フライを揚げた後の油や天ぷらを揚げた後の廃食油が飛行機の燃料になるというのは、子供から見ても大変夢のある話だと思います。そういう意味...