宮崎勝
公明党
ありがとうございます。是非国際貢献もしっかり取り組んでいただきたいと思います。大臣にお伺いしたいんですけれども、今ほど答弁いただいたとおり、やっぱりエコチル調査っていうのは世界的にも例のない調査であります。やはり予算もかなり投入をしているところでございますので、やはりその成果がやはりしっかりと出していかなければいけないというふうに思っております。そして、これからも更に継続して調査を行っていくということでございますので、その今後の展開に向けた大臣の御決意をお伺いしたいと思います。
山口壯
環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)
斉藤鉄夫環境大臣が始められたリーダーシップで、大変貴重なデータだと思います。世界的に類例も見ないデータですし、その点で、この子ども の健康と環境に関する全国調査、エコチル調査については、今年度中に健康と環境に関する疫学調査検討会報告書を取りまとめさせていただきます。その報告書に基づいて、環境省としては、来年度中には十三歳から四十歳までの調査実施に向けた基本計画等を策定し、令和五年度からは、令和六年度以降に十三歳を迎える調査対象者からの再同意の取得を開始するなど、十三歳以降の調査実施に向けた取組を着実に進めていきます。十三歳以降も調査を実施することによって、化学物質等の環境要因が思春期以降に発症す...