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国連環境総会における海洋プラスチック汚染に関する決議の採択の意義及び今後の国際約束に向けた取組

2022-03-24 参議院 環境委員会

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宮崎勝

公明党

公明党の宮崎勝です。よろしくお願いいたします。本日は、海洋プラスチック汚染とプラスチック資源循環について質問をさせていただきたいと思います。最初に、海洋プラスチック汚染でございますが、二月末から三月初めにかけまして開催された国連環境総会におきまして、海洋環境におけるプラスチック汚染を含むプラスチック汚染が大きなテーマとして取り上げられまして、「プラスチック汚染を終わらせる・法的拘束力のある国際約束に向けて」と題する決議が全会一致で採択されたと伺っております。そこで、山口大臣にお伺いいたしますが、この決議は我が国が提出した決議案が土台となって取りまとめられたと伺っていますけれども、この決議が採択...

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山口壯

環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)

今まで海洋プラスチック汚染に関する国際的な枠組みは存在しなかったわけですね。大阪のブルー・オーシャン・ビジョン始め、日本としてイニシアチブを取った面が非常に多くあります。今回のこの国連環境総会、UNEA5・2、ケニアのナイロビで行われたわけですけれども、それに先立って、日本としてのこの案文を提出し、まあほかの国からもいろんな意味での案文の提出はありました。やっぱり違い、大きな違いは、我々は、できるだけその大量消費国、排出国、それも含んでやらないと意味が少ないわけですから、やっぱりそういう国々が参加できるようなそういう枠組みを目指しました。他方、上流からその最後まで全部含んでやるべきだという国も...