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兵庫県におけるナガエツルノゲイトウ駆除に係る住民等の取組に対する環境大臣の所感

2022-05-10 参議院 環境委員会

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山下芳生

日本共産党

実は、日本列島は生物多様性の宝庫であって、絶滅危惧種の多くが集中するホットスポットでもあります。世界的に見て恵まれた立場であるとともに、責任ある立場でもあると考えます。その生物多様性を脅かしている原因の一つが外来生物です。今日は、特定外来生物の防除がどれほど大変か、事務所スタッフの現地調査も踏まえて紹介したいと思います。まず紹介したいのは、地球上で最悪の侵略的植物と呼ばれている南米産のナガエツルノゲイトウが農業用のため池で繁殖してしまった兵庫県の淡路島、洲本市の事例であります。二〇二〇年の十月に、洲本市のため池、本田池でナガエツルノゲイトウが発見されました。近隣のため池に比べて水草が異常に発生...

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山口壯

環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)

今拝見して、ナガエツルノゲイトウがもう水面を覆い尽くしている、そのことによって他の水生生物の生息、生育に悪影響を与えている、生態系等に係る被害を及ぼすということがよく分かります。御指摘のその淡路島の例も含めて、各地で苦労しながら防除に取り組まれているということは承知しており、御尽力いただいている方々に対して心より敬意を表したいと思います。このような各地域での取組が特定外来生物による被害拡大を防ぐ上で重要であることはもう当然です。その意味で、この地域の取組に対して必要な支援を行えるよう努めてまいりたいと思います。