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森林の保全や拡大、ブルーカーボンなどの吸収源対策についても脱炭素先行地域の対象として支援する必要性

2022-05-17 参議院 環境委員会

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宮崎勝

公明党

ありがとうございます。続いて、脱炭素先行地域の選定要件の中には、再エネポテンシャル等を踏まえた再エネ施設の最大限の導入ということが含まれておりますが、これを受けて、例えば、自然環境の保全に積極的な地方公共団体が、適応や防災にも資する森林の保全や拡大であるとか、あるいはブルーカーボンなどの吸収源対策を行う場合についても脱炭素先行地域として支援すべきではないかと考えますけれども、この辺についてはどのようにお考えでしょう。

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上田康治

環境省大臣官房地域脱炭素推進総括官

お答えいたします。御指摘の、森林や里山、都市公園、緑地等の地域の自然資源を適切に整備、保全することは、災害に強い地域づくりや林業の活性化、CO2吸収量の確保等に資する取組として有効と考えております。これらの取組は、選定要件の一つである地域特性に応じた温暖化対策の取組として、当該選定要件及びその評価事項による対象となっているところでございます。なお、ブルーカーボンにつきましては、環境省としては、温室効果ガスの排出・吸収量目録、いわゆるインベントリーを所管する立場として、吸収量の我が国のインベントリーに計上が可能であるかどうか検討を進めているところであり、引き続き関係省庁と連携しながらブルーカーボ...