伊藤孝恵
国民民主党・新緑風会
さきに矢田議員の方から、ロシアが軍事侵攻したのにロシア経済分野協力担当大臣を設置したままでは国際社会に誤ったメッセージを送るリスク、それを萩生田大臣は、制裁措置を実行していくフェーズであるというふうに、意を酌んでいただき、御答弁いただきました。総理に伺います。この担当大臣というのを廃止をして、我が国は毅然と対応していくんだ、それを迅速に決めたんだ、そういうメッセージを発していく、そのために、これ閣議で廃止できますから、そういったものを検討されるというお気持ちございませんか。
岸田文雄
内閣総理大臣
今、ウクライナ侵攻という事態に直面しています。ロシアに対して強く非難し、そして厳しい制裁等を示していかなければなりません。そして、今まで萩生田大臣 においてロシアとのこの経済の関係について仕事をしてきた、関わってきたわけでありますが、その立場において、制裁を実行していくために、そして国際社会に、こうした国際法、国際法に違反したならば高い代償を払うことになる、そして高いコストを払うことになる、こうした毅然とした姿勢を示すためにこの仕事をすることがないか、これは考えてもらうことは大事であると思います。いずれにせよ、今までの萩生田大臣の様々な知見も含めて、政府全体として今申し上げた意思表示をしっかりと...