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オンライン診療の診療報酬改定状況

2022-03-02 参議院 予算委員会

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熊野正士

公明党

ありがとうございます。連携を密にしていただいて、せっかく貴重なデータがあるわけですので、それをうまく活用していただくようによろしくお願いを申し上げます。次に、がん対策の一環で、放射線治療について伺います。放射線治療は体への負担が少ないがん治療法でありまして、高齢化が進む中でそのニーズは高まっております。今回の診療報酬改定においても、粒子線治療で保険適用が拡大をされ、感謝を申し上げます。〔委員長退席、理事堀井巌君着席〕今後は、粒子線治療を始め、放射線治療を更に普及すべきと考えますけれども、最新の放射線治療機器はそろっているにもかかわらず、人材がいないため稼働できない病院も実は少なくありません。放...

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佐原康之

厚生労働省健康局長

お答えいたします。放射線療法を充実させるためには、御指摘の医学物理士なども含めました専門人材の活躍の場を確保することは重要であり、例えば、がん診療連携拠点病院などには放射線機器の精度管理などに携わる常勤の技術者の配置を求めまして、また、当該技術者は医学物理学に関する専門知識を有する者であることが望ましいというふうにしております。現在、このがん診療連携拠点病院などの要件につきまして見直しを行うため、厚生労働省の検討会において、様々な立場の方々に参画していただきまして議論を行っているところであります。この医学物理士等を含めまして、どのような人材の配置が求められるかについて、長期的に質の高い放射線療...