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コロナ検査体制の整備に当たっての課題

2022-03-08 参議院 予算委員会公聴会

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打越さく良

立憲民主・社民

立憲民主・社民の打越さく良です。先生方、本日は本当に貴重なお話をどうもありがとうございます。先生方の本当のこの感染症下の三年に及ぶ御尽力に心から感謝と敬意を表します。それでは、まず倉持公述人に伺います。本日も御指摘くださいましたけれども、この検査体制ですね、検査体制について一貫して警鐘を鳴らしてくださっていましたが、先ほどのお話でも、先生のクリニックで三〇%の陽性率と、最近でも東京や大阪などで陽性率が四〇%を超える事態ということを伺っています。世界保健機構は、感染がコントロールできているかを判断する指針としては陽性率五%未満が少なくとも二週間続くこととしていますが、これには程遠い状況ということ...

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倉持仁

インターパーク倉持呼吸器内科院長

PCRの検査なんですけれども、検査体制自体が脆弱なのはもう明らかなことでして、一般的なきちんとした感染症になるためにはやはり検査が当たり前にできるというのが、これは感染症の、例えばB型肝炎、C型肝炎、あるいはHIVですね、それから梅毒、そういった感染症って入院時に全例当たり前に検査するんですね。それはなぜかというと、院内感染を起こすからなんですね。今ほぼほぼB型肝炎もC型肝炎の患者さんももうほぼいません。それが、一方、何でコロナでそういう検査体制ができないんですか、普通に、当たり前に二回やればいいじゃないですか。そうしたら、やればやるほどコストも下げられますし。でも、なぜかそれをやってこなかっ...