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福島県における学校内での甲状腺検査実施の是非

2022-03-09 参議院 予算委員会

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音喜多駿

日本維新の会

これ、ちゃんと実態よくお調べになって、是非、どういったしわ寄せが行っているのかということは、もう一度しっかりと御検討いただきたいと思います。最後、テーマを変えまして、環境大臣に、福島県の県民健康調査における甲状腺の検査、この過剰診断の問題について、済みません、もう時間ないので、二つまとめてお伺いいたします。昨年、小泉前環境大臣は、学校内で甲状腺検査が行われていることにより任意性が担保されていないという問題について、状況の改善としてできることは考えたいと思いますと御答弁されました。にもかかわらず、実際やったことは、この調査票の、意向票の回収を学校内で取りやめたことにとどまって、学校内でこの甲状腺...

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山口壯

環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)

甲状腺検査は、子供たちの健康を長期に見守るために実施してきたものであり、対象者本人が検査のメリット、デメリットを理解した上で、検査を希望する方が受検でき、また希望しない方が受検しないことを自然と選択できるようにすることが重要であると考えています。検査を希望する方の利便性を考慮し学校での検査は継続されていますが、御指摘の昨年二月の国会答弁後、確かに同年四月から学校を介して行われていた同意確認書の回収は取りやめました。また、対象者全員に環境省が作成した甲状腺検査の任意性を改めて説明するリーフレットの配付をし、自分の意思で検査を受けるか受けないかの選択ができることを周知しています。学校での検査を含め...