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核共有及び敵基地攻撃能力に対する考え方

2022-03-10 参議院 予算委員会

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松川るい

自由民主党・国民の声

ありがとうございます。まさに、日本に対して核攻撃をするとかいうことがあれば、米国の核兵器によって反撃をされるだろうと相手が思うかどうかが抑止の本質でありますので、日米拡大抑止協議の役割に私は期待をしております。次に、いわゆる敵基地攻撃能力についてお伺いいたします。敵基地攻撃能力という言葉がちょっと何か良くないと思うんですけど、まあ、相手国領域に届き得る打撃能力とざっくり捉えれば、まず、ロシア、中国、北朝鮮、韓国と、日本の周辺国はみんな敵基地攻撃能力を有していると私は理解しておりますが、確認をお願いいたします。敵基地攻撃能力、私は打撃力とシンプルに呼んでおるんですけれども、通常兵器による抑止力を...

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岸信夫

防衛大臣

我が国周辺においては相当数の弾道ミサイルが開発、配備されております。一たび発射されますと、これは国民の生命や財産に甚大な被害が及ぶ可能性があります。その上で、極超音速滑空兵器や変則軌道で飛翔するミサイルなど、技術は急速なスピードで変化、進化しており、迎撃が困難になってきていることは事実であります。急速なスピードで変化、進化しているミサイルなどの技術に対しても、国民の命、暮らしを守るために十分な備えができているのか、新たな国家安全保障戦略を策定していく中で、いわゆる敵基地攻撃能力も含めて、あらゆる選択肢を排除せずに現実的に検討してまいります。