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核共有の合憲性と政党内における核共有に関する議論の是非

2022-03-10 参議院 予算委員会

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白眞勲

立憲民主・社民

ありがとうございます。自民党の大物議員や党執行部の方が相次いで、核共有を検討すべきだ、非核三原則の再検討をなどと発言していますが、私はこれ、とんでもない発言だと思っていますよ。先ほどもそういう議論がありましたけれども、岸田総理を始め政府は、核共有は認められない、これ断言されている。政府と与党で見解が真っ二つに分かれているわけなんですね。どちらを信じていいのか分からない。今も総理は、私驚いたのは、国民的な議論はあり得るべきだと言うんですけれども、ちょっとお聞きしたい。自民党内での議論もあり得るべきなんですか。

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岸田文雄

内閣総理大臣

既に核共有については、自民党の中だけではなくして、自民党の外、いろんな政党が議論を行っているということは私も認識をしております。ですから、こうした国民的な議論というのはあり得るべき、あり得るんだということを先ほど申し上げたわけであります。ただ、その中にあっても、政府としては、この核共有については、非核三原則との関係、あるいは原子力基本法を始めとする法体系との関係で議論は行わないということを再三申し上げている次第であります。