三浦信祐
公明党
是非お願いしたいと思います。総理に伺います。日米首脳会談を含めた平和構築への外交努力について伺いたいと思います。公明党は、広島、長崎への原爆投下以降、七十七年に及ぶ核兵器の不使用の記録を継続すること、世界唯一の戦争被爆国として、被爆の実相をG7首脳と共有し、核兵器なき世界の実現へ議論を深める機会とすべく、G7首脳会議を広島で開催すべきことを総理に求めさせていただきました。今回、G7首脳会合を広島で開催することを決定されました。この経緯と意義、そして先般の日米首脳会談での核廃絶に対するバイデン大統領との議論について、総理に伺いたいと思います。
岸田文雄
内閣総理大臣
山口公明党代表からは、先般、G7首脳会議を広島で開催することなどを求める提言、私自身いただき ました。世界がウクライナ侵略、大量破壊兵器の使用リスクの高まりという未曽有の危機に直面している中、来年のG7サミットでは、侵略も核兵器による威嚇も国際秩序の転覆の試みも断固として拒否するというG7の意思を歴史に残る重みを持って示していきたいと考えています。その上で、広島ほど平和へのコミットメントを示すのにふさわしい場所はないと考え、来年のG7サミットを広島で開催することを決定いたしました。G7広島サミットでは、核兵器の惨禍を人類が二度と起こさないとの誓いを世界に示し、G7首脳とともに、平和のモニュメント...