秋野公造
公明党
ありがとうございます。自治体の判断でできるということは非常に大きな希望になると思います。次に、資料一、御覧ください、パネルの一でもありますが。(資料提示)強度行動障害と生きる方がなかなか社会に適応することができない。中には、職員の方の耳をかみちぎったり、ほっぺたをかみちぎったり、御家族、同居する御家族はヘルメットをかぶりながら生活をしている、こういったような状況もあります。先般、私、北九州市の手をつなぐ育成会で暮らす、あるいは過ごす強度行動障害と生きる方々に対するワクチン接種なども担当させていただきましたけれども、正直、最初は少し怖い気持ちがなかったわけではありませんが、二回目には皆さんが全て...
佐藤英道
厚生労働副大臣・内閣府副大臣
まず、秋野議員自ら医 師として、接種会場におきまして地域の皆様へのワクチン接種に御協力いただき、感謝を申し上げます。また、そうした現場の実体験に基づく今回の強度行動障害者への環境整備に関する御提言は、厚生労働省としても大変に貴重な御意見であると考えております。強度行動障害は、重度の知的障害と自閉症のある方などが、自傷他害行為等の行動上の課題が著しく高い頻度で現れているようになっている状態であり、周囲の関わり方や環境によって大きく状態が変化するものと承知しております。このため、強度行動障害のある方への支援においては、こうした特性を理解した人材による専門的な支援だけではなく、御指摘のように、施設や整...