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世界の脱炭素化に向けて日本が貢献するための方策及びCOP27に向けた取組状況

2022-04-06 参議院 決算委員会

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滝沢求

自由民主党・国民の声

ありがとうございます。続きまして、脱炭素化は、日本だけではなく世界が一致して同じ目標に向かって取り組むことが不可欠です。気候変動分野において重要な政府間組織である気候変動に関する政府間パネルによる第六次評価報告書第二作業部会報告書によれば、気温上昇が一・五度を超える場合、一・五度以下にとどまる場合と比べて多くの自然・社会システムが更に深刻なリスクに直面するとの予測が再確認されているとともに、一・五度付近に抑えることで環境の大幅な低減につながることなどが示されました。また、昨年、山口大臣も出席されたCOP26において合意されたグラスゴー気候合意は、一・五度目標の達成に向け、今世紀半ばまでのカーボ...

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山口壯

環境大臣・内閣府特命担当大臣(原子力防災)

二度であればもうデスセンテンス、死刑宣告だというのが、南太平洋の島々からこのCOP26のグラスゴー会議においても強調されていました。じゃ、一・五度であればいいのかというのも、本当ぎりぎりだと思います。約今一・二度まで来ているとも言われます。そして、大体あと二酸化炭素というか温室効果ガスが五千億トンでもう目いっぱいだと。今四百億トンずつ毎年出ていれば、あとほぼ十年で満タンになってしまうと。そういうことでこの二〇三〇年が勝負の年だというふうに言われているんですけれども、それはCOPにおいてもいろいろ、国名挙げない方がいいですけれども、石炭に頼っている国がやっぱり大きいところであります。だから、そう...