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リニア新幹線トンネル工事により発生した特定有害物質を含む残土の管理を国が規制する必要性

2022-04-06 参議院 決算委員会

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武田良介

日本共産党

悪臭とか、河川に対して影響が出ないかだとか、あるいは近くの土壌もそれはもちろん、原油によって、詳細な成分分析、私も手にしていないから分かりませんけれども、出ているわけです。環境省以外どこがやるのかというふうに思います。是非こういった支援を国としても決断する必要があるということを訴えたいというふうに思います。最後に、リニアの建設工事に伴って発生する残土、その中に特定有害物質を含むいわゆる汚染土、対策を要する要対策土、こういったものが出てくる問題であります。一つ事案をまず紹介をさせていただきます。愛知県春日井市の第一中京圏トンネル西尾工区、ここのトンネル工事で発生した建設残土が岐阜県の多治見市にあ...

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松澤裕

環境省水・大気環境局長

お答え申し上げます。岐阜県が本年三月十四日に報道発表されました資料によると、岐阜県多治見市の残土処分場に搬入されたリニア新幹線の工事で発生した土砂から、土壌の汚染に係る環境基準を超過するヒ素及びフッ素、このうちヒ素については環境基準を二・一倍超過、フッ素については一・五倍超過でございましたけれども、それぞれ検出されたというふうに承知しております。また、これを受けまして、岐阜県におかれて周辺環境への影響調査が行われております。具体的には残土処分場の排水の放流先河川、こういったところ調査しているんですけれども、その水質に影響はなかったというふうに発表されております。