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ALPS処理水の海洋放出への諸外国による反対に対する復興大臣の見解

2022-03-15 参議院 東日本大震災復興特別委員会

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梅村みずほ

日本維新の会

ありがとうございました。御説明いただきましたように、福島の処理水については大幅に希釈した上で海洋放出するというふうに言われておりまして、放出するトリチウムの年間総量としては、事故が起こる前の放出量、年間二十二兆ベクレルを下回る水準になるように行うというふうにされております。一方で、その二十二兆ベクレルに対して、韓国、例えば月城に関しましては三十一兆ベクレル、古里原発に関しては九十一兆ベクレルの液体放出がなされているわけで、先ほど御説明ありましたように、再処理施設でありますラアーグに関しましては一京を超えるレベルということで、もう桁違いになっているわけです。文在寅政権は継続して福島からの海洋放出...

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西銘恒三郎

復興大臣・内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)

韓国や中国を含む世界の原子力施設においては、ALPS処理水の放出計画による放出を上回る量のトリチウムを放出している施設があることは聞いております。このような事実も含め、復興庁としましては、ウエブサイトあるいは海外の新聞紙、ファイナンシャル・タイムズ等への記事掲載等を通じて、国際社会に対する科学的根拠に基づく正確な情報の発信に取り組んでいるところであります。しかし、これらの施設を保有する国・地域の中には、ALPS処理水の我が国の海洋放出について懸念を示しているところがあることも事実であります。こうした国々に対しましても、情報発信等に引き続きしっかり取り組んでまいりたいと考えております。IAEAの...