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岩手復興局及び宮城復興局の沿岸部への移転に伴う具体的な効果

2022-03-25 参議院 東日本大震災復興特別委員会

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進藤金日子

自由民主党・国民の声

ありがとうございます。主に福島県と宮城県に被害が集中しているわけでございますが、先ほど増子委員も触れておられましたけれども、この福島、宮城両県は、東日本大震災以降に、この地震に加えて台風や豪雨の被害に見舞われているわけであります。住民の皆様方の心情を思えば、本当にこれ、胸が締め付けられる思いでございます。特に、福島県は原子力災害にも苦しんでいるわけでございます。こうした実情を踏まえまして、国におかれましては迅速かつ丁寧な対応をお願いしたいと思います。また、今回の地震被害、今調査しているということでございますが、やはりこれ、間もなく作付けが始まるわけでございますので、是非とも迅速な対応をお願い申...

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冨樫博之

復興副大臣

お答えいたします。東日本大震災から十年が経過し、復興は着実に進捗する一方、地域によって状況は様々であり、特に津波災害を受けた岩手県及び宮城県では、沿岸部を中心として、被災者の心のケアや集団移転による移転元地の活用などの課題が残っているところであります。そのため、昨年四月一日、宮城復興局と岩手復興局の本局を沿岸部の石巻市と釜石市にそれぞれ移転し、課題が多く残る被災自治体や被災者の声を直接的に業務に反映できる体制にしたところであります。拠点を移転して具体的な効果としては、復興局と沿岸部の被災自治体と物理的な距離が近くなったことで、心のケア等の事業が適切かつ円滑的に実施されていることなどが挙げられて...