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ダム建設・再生技術の海外技術展開を積極的に進める必要性

2022-05-16 参議院 決算委員会

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足立敏之

自由民主党・国民の声

ありがとうございます。是非、しっかり防災面の、防災協働対話を中心とした取組進めていただければ有り難いというふうに思っております。一方、日本のダム建設技術、あるいはダムの機能アップを図るダム再生技術が日本の独自の技術として海外展開を期待されるところであります。まず、ラオスの例をお話しさせていただきますが、BOT事業として関西電力株式会社が施主となりまして、高さ百六十五メーター程度の発電専用ダムであるナムニアップ・ダムというダムの施工を日本の企業、大林組が施工者として行いました。既にダムは完成し、運用を開始しております。お手元に資料三というのをお配りさせていただきましたけれども、この事業であります...

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井上智夫

国土交通省水管理・国土保全局長

先ほど足立委員より我が国のダム技術による海外展開の御紹介がございましたが、国土交通省においても、国内における既存ダムを運用させながらのダム改造技術を生かした豊富なダム再生の実績を踏まえ、他国にはない、我が国が優位性を持つ技術を活用しつつ、官民連携の下でその海外展開を推進しています。具体的には、インドネシア国スタミ・ダムにおける排砂トンネル整備など、治水、利水機能の維持向上のためのダム再生事業の案件形成に向けた調査検討等の取組を進めています。また、先月開催された第四回アジア・太平洋水サミットでは、アジア太平洋地域三十か国の首脳級、閣僚級の方々の出席の下、岸田総理より熊本水イニシアティブが発表され...