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災害時における安否不明者の氏名公表に係る課題とその議論の方向性

2022-03-11 参議院 災害対策特別委員会

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小林正夫

国民民主党・新緑風会

塩田委員から今ほど質問がありましたけれども、私も災害時の所在不明者の公表について大臣にお聞きをしたいと思います。災害時に避難所にいるということが分からないで捜査を続けている、こういうことがあります。災害時の所在不明の氏名を公表をめぐって、先ほどもお話しのとおり、各自治体が制定する個人情報保護条例に基づいて判断されるためばらばらになっていると、こういう状態です。それで、大臣先ほどもおっしゃったように、今週の三月八日の日に第一回目の政府の有識者による検討会が開かれた、このように報告を聞きました。そこで、三点についてお聞きをしたいんですが、災害時の所在不明者を公表する場合の課題を大臣はどのように認識...

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二之湯智

国家公安委員会委員長・内閣府特命担当大臣(防災・海洋政策)

先ほども答弁をさせていただきましたけれども、現在、災害時の安否不明者の氏名等の公表については各自治体で条例で定められているわけでございます。それで、各自治体が個別に判断しておりまして、DVの被害者のように特に配慮を要する方々の取扱いなどが非常に大きな問題となっているわけでございます。昨年五月の個人情報保護法の改正を受けまして、内閣府では、災害対応において自治体が個人情報を適切に取り扱うことができるように指針を示したいと考えておるところでございます。この指針の作成に向け、今委員おっしゃったように、今月八日に防災分野における個人情報の取扱いに関する検討会の第一回の会議を開催したところでございます。...

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小林正夫

民主・比例

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委員会の審議・表決へのオンライン参加は国会法と議院規則に委ねられており、委員会審議のオンライン化を先行することで技術的課題をクリアしていくことも一案との見解

2022-04-27 参議院 憲法審査会

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平木大作

公明・比例

憲法56条の準則としての性格、現に出席することで全国民を代表するという近代議会政治の原則を踏まえると、議場への物理的参加が原則であり、オンライン審議は、大規模災害やパンデミックの発生など、議場への参集自体が困難であることが誰の目にも明らかであり、オンライン出席を認めない限り国会としての最低限の機能も果たすことができない場合に限るべきとの見解

2022-04-27 参議院 憲法審査会

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平木大作

公明・比例

憲法56条の出席については、現に議場に存在することを基本とすべきであるが、国民主権原理及び間接民主制原理の下で、国政の民主的正統性を確保する観点及び国会議員が全国民の代表としての権能を行使する機会を確保する観点から、必要最小限度のやむを得ない事情があると認め得る場合には、物理的な出席と同等の議会への関与と評価し得る状況にあることを条件として、例外的に憲法改正によることなくオンラインによる出席を同条の出席と解することも許容され得るとの見解

2022-04-27 参議院 憲法審査会

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小西洋之

立憲・千葉

やむを得ない事情としては、感染症の蔓延や大規模災害による交通途絶などにより議会の機能の維持そのものが困難となっている場合に限られるとの見解

2022-04-27 参議院 憲法審査会

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小西洋之

立憲・千葉