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汚染土壌の中間貯蔵施設への搬入状況及び最終処分場決定に向けた現時点のスケジュール

2022-03-25 参議院 東日本大震災復興特別委員会

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清水貴之

日本維新の会

日本維新の会の清水と申します。よろしくお願いいたします。まず初めに、福島第一原発の事故で発生しました除染廃棄物の中間貯蔵施設、そしてそこへの搬入と、さらに最終処分場の決定に向けた動きなどについてお伺いをします。この中間貯蔵施設、今は福島県内の方に、今、土などを運び入れている最中だと思いますが、その後のことを、必ずこれは搬入開始から三十年以内に県外で最終処分と、これはもう法律でしっかり決められていますので、これはもう必ず果たしてもらわなきゃいけない重要な事項だと思っております。そうなりますと、二〇一五年から搬入が始まっていますので、二〇四五年までに県外で場所を決めて最終処分をするということになり...

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穂坂泰

環境大臣政務官・内閣府大臣政務官

お答えいたします。先生おっしゃるとおり、福島県内で生じた除去土壌等の三十年以内の県外最終処分という方針は国としての約束であって、法律にも規定された国の責務であると考えています。この実現に向けては、減容、再生利用により最終処分量をまずは低減することが重要だと思います。現在、二〇一六年に策定した技術開発戦略及び工程表に沿って、減容に関する技術開発や再生利用の実証事業、全国での理解醸成活動などを進めているところでございます。工程表では、二〇二四年を戦略目標として基盤技術の開発を進めるとともに、最終処分場の必要面積や構造について実現可能な幾つかの選択肢を提示することとしております。その上で、それまでの...