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被災3県の今後の復興まちづくりへの津波浸水想定の活用に対する復興大臣の見解

2022-05-13 参議院 東日本大震災復興特別委員会

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石垣のりこ

立憲民主・社民

地域によってちょっと出し方が違うということで、今回の想定のポイントとしては、地域によって工夫みたいなものもあるんですけれども、基本的には、先ほど御回答いただいたように、悪条件を基に想定されていると。季節による悪条件も加味して発表しているところもあれば、防潮堤が全て壊れるという前提で発表してしまうと、これまでの震災後の町づくりをどのように皆さんが捉えたらいいか、あるいは更に不安をあおることになりかねないという配慮もあって、例えば岩手県などは防潮堤は壊れないという前提も参考資料として提示されているというようなことも伺っております。この津波想定なんですけれども、東日本大震災を受けて作られた津波防災地...

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西銘恒三郎

復興大臣・内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策)

被災三県の津波浸水想定は、各県における県内最大クラスの津波、レベル2、これ東日本大震災並みの想定に対して、今後、ハード、ソフト併せた総合的な対策を講じるための基礎資料として公表されたものと承知をしております。また、昨年十二月に内閣府が日本海溝地震と千島海溝地震についての被害想定を公表しております。最悪のケースで日本海溝地震による死者数が約十九万九千人に上るなど、甚大な被害が想定されておりますが、防災対策を徹底することにより人的被害を八割減らすことができるということも併せて示されたところであります。このため、今年三月に公表された中央防災会議のワーキンググループの報告書では、一、人命を救う、二、被...