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鉄軌道整備の調査における費用便益分析(B/C)の評価の手法

2022-03-30 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会

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伊波洋一

沖縄の風

ハイサイ、沖縄の風の伊波洋一です。各委員からの沖縄応援の質疑に心から感謝申し上げます。沖縄県での鉄軌道整備について伺います。沖縄県は、現在、鉄道がない唯一の県です。鉄道にはクロスセクター効果もあることが認められています。沖縄県の鉄軌道について、鉄道が整備されることで新たに発生する経済的な波及効果の可能性を広く取り入れて費用便益分析、BバイCの評価を行うべきではありませんか。

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原宏彰

内閣府政策統括官

お答え申し上げます。内閣府が行っている調査におきましては、国土交通省鉄道局が公表しております鉄道プロジェクトの評価手法マニュアルに準拠して実施してございます。鉄軌道等を導入することによる移動時間の縮減や道路の混雑の緩和効果などを踏まえてBバイCの分析を行っているところでございます。委員御指摘の鉄道整備に伴い新たに発生する経済波及効果をBバイC分析に取り入れることにつきましては、利用者便益や供給者便益において既に計上している便益が含まれることになる可能性があるわけでございます。こういう点につきましても、専門家の知見を伺いながら慎重に検討する必要があるものと考えています。以上です。