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ODAにおけるジェンダー案件を拡充する際にインフラを含めた支援が重要な理由

2022-04-22 参議院 政府開発援助等及び沖縄・北方問題に関する特別委員会

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井上哲士

日本共産党

日本共産党の井上哲士です。今日は、お二人の参考人、ありがとうございます。まず、池上参考人にお伺いいたします。去年の六月にプラン・インターナショナル・ジャパンで、女性の活躍推進のための開発戦略の改定に係る要望書を出されました。あのときに、プランの方から説明を聞いて懇談をする機会もありまして、お世話になりましてありがとうございます。この要望書も参考にして今年三月にこの委員会でも質問をしたんですけど、やっぱりODAにおけるジェンダー案件を拡充をするということ、先ほど、例えば医療にかかる場合でも橋がないというお話もありましたけど、やっぱりそのインフラも含めて拡充をするということが女性の社会参加等に大事...

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池上清子

長崎大学大学院熱帯医学・グローバルヘルス研究科客員教授/公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン理事長/公益財団法人アジア人口・開発協会常務理事・事務局長

まず、プランのこと、お話聞いていただいたとのことです。ありがとうございました。ジェンダーというのは非常に幅広くてどの分野にも共通しているものなんですけれども、課題なんですけれども、ODAというオフィシャルなものというか、中で、じゃ、ジェンダーをどう取り扱ったり、どういうふうなプログラム、プロジェクトにして支援ができるかというのは、本当にちょっとなかなか難しいかなという気がいたします。ですから、例えばジェンダーの中で男女共同参画みたいなシステムを強化するとか、それから女性の、何というのかな、次世代、つまり子供を産み育てるというところに女性たちがそれぞれ相互で支援をし合う、つまり助産師さんが、男性...