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諸外国と比較して我が国の女性の政治参画が進まない理由と今後の取組

2022-03-30 参議院 政治倫理の確立及び選挙制度に関する特別委員会

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高良鉄美

沖縄の風

ありがとうございました。非常に、衆議院、参議院、それぞれの特徴を踏まえてということですので、是非ともまた今後も、やっぱりまだ憲法の中で非常に範囲があると思いますので、国会の裁量はあると思います。ただ、先ほども紹介ありましたように、この人口だけが唯一絶対ではないという上で、それぞれの議院で特徴を踏まえた上で合理的と思われる範囲で制度設計をするということですが、少なくとも国会で何やってもいいわけではなくて、やっぱり憲法の羈束があるんだと、憲法によって羈束されているといいますかね、まあそういう部分があるんだということを改めて感じました。三つ目の質問になりますが、先ほども山崎委員の方からも少し関連して...

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吉住啓作

内閣府大臣官房審議官

お答えいたします。我が国は有権者の五一・七%が女性であるにもかかわらず、衆議院議員に占める女性の割合は九・七%、参議院議員に占める女性の割合は二三・一%となっております。諸外国の国会議員に占める女性の割合を推移を見ますと、一九八〇年頃はフランスやイギリスも一〇%に満たず、日本と水準が変わりませんでしたが、現在、フランスやイギリスでは三割を超えており、我が国は国際的に見ても非常に低い水準にあります。諸外国においては、例えば世界百九十六の国と地域のうち百十八の国と地域で政治分野における性別によるクオータ制が国政レベルで導入されております。世界のクオータ制を見ますと、憲法又は法律により議席の一定数を...