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核・ミサイル問題と拉致問題の関係性に対する意見

2022-06-08 参議院 北朝鮮による拉致問題等に関する特別委員会

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舩後靖彦

れいわ新選組

ありがとうございます。続いて、飯塚参考人にお尋ねします。歴代総理は、拉致、核、ミサイルを包括的に解決と繰り返しています。しかし、私どもとしては、拉致問題は核、ミサイルとは分け、日本独自外交で対応すべきと考えております。飯塚参考人は、二〇二二年三月五日付け産経新聞で、諸懸案から切り離し、拉致問題を単独で進めてほしい、そうでなければ、私たちが死んでも解決しないだろうとおっしゃっています。冒頭にも少しお話しされておられましたが、この点について、是非もう少し詳しく、政府への要望を含めて御意見をお聞かせいただければ幸いです。

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飯塚耕一郎

北朝鮮による拉致被害者家族連絡会事務局長

日朝平壌宣言に基づいて核、ミサイル、拉致を解決していくという姿勢は、それに関してそのまま額面どおりに受け取ると、やっぱり同時並行的に議論を進めるという形に見受けられますし、じゃ、その中で核、ミサイルというのがいつ解決するんだというところは誰もが疑念を持たれるところだと思います。つまり、その解決をすると言っていること自体は、北朝鮮が核を放棄する、若しくはその軍事的なミサイルを放棄するというその回答、若しくは他国の監視下に置かれるということですから、そんなことは何年たっても何十年たっても、下手すると何百年たっても解決しないんではないかというふうに考えております。そのような時間の、時間軸の核、ミサイ...