小沼巧
立憲民主・社民
分かりました。という意味で、定義について幾つか聞いてみたいと思うんですが。何度も問題になっているというか、問われているところで、要は、技術以外の分野でどこまでがこの法案の将来的な検討の射程の範囲内に入ってくるのかと。まあ立憲民主党も最近、生活安全保障というようなキーワードを掲げながら、例えば、外交防衛のみならず食料安保とかエネルギー安保とか、あるいはコロナ禍やら物価の高騰から国民の事業を守り抜くことは重要だということを言ってみたりしているわけでありますけれども、とりわけこうやって食料安保とかエネルギーの安保、我が国のそれこそ安全や国民生活を守っていくという意味においては非常に重要な分野だと思っ...
小林鷹之
内閣府特命担当大臣(科学技術政策・宇宙政策)
経済安保をどう考えるかということは、今、青山委員とのやり取りの中でも申し上げましたけれども、簡潔に分かりやすく申し上げれば、国益を経済面から確保すること。国益については先ほど申し上げたとおりです。その中で、国益、幾つか申し上げましたけれども、中核となる国益というのは、物すごく短く言えば、国民の命や安全、これをいかなるとき、命や暮らしをいかなるときであっても守り抜くことだというふうに考えています。そういう意味からすると、今、食料の話、委員御指摘されましたあるいは水とか医療とか、この審議でも様々、これは含まれるのかどうかということは質問を受けましたけれども、こうした今申し上げた食料や水とか医療とい...