礒崎哲史
国民民主党・新緑風会
ありがとうございます。それと、あともう一つ、これ、先ほど白石参考人の御説明の中で出てきたもので、基礎研究から技術開発まで瞬時に進展をしていくというお話がありました。これは、様々な技術開発の進歩ということも言えるのかもしれませんが、その一方で、日本のこの点に関しては、いまだに死の谷というような言葉もあって、社会実装していくまでにはなかなか高いハードルがそこにはあって乗り越えられないということがもうずっと言われ続けているんですが、いまだにこの言葉が消えません。この死の谷を克服しないと、今ここで先生が言われた瞬時に進展をしていく世界に対して追随できなくなるのではないかという危機感も持つわけですけれど...
白石隆
公立大学法人熊本県立大学理事長
正直申 しまして、答えが分かればずっと楽ではないかと思いますが。日本の場合、例えば、どうしてもアメリカだとか中国を見てしまいますけれども、補助金だけではなくて、やはり投資、それも非常にリスクが高いところでの投資というのが非常に重要ではないかというふうに思います。昔、創薬について千三つという言葉がありましたけれども、やっぱりそのくらいのリスクを取るようなファンドを、私は国でつくるべきだとは申しませんが、国もリスクを取りながらそういうファンドをつくるというのはあり得るんではないだろうかとずっと考えております。
礒崎哲史
民主・比例
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