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無人運航船技術の発展を踏まえた船員等の人材確保の在り方

2022-02-02 参議院 国際経済・外交に関する調査会

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川合孝典

国民民主党・新緑風会

ありがとうございました。時間が来ておりますので、もう一点だけ。これは賞雅参考人と松浦参考人にお伺いしたいんですが、先ほど海野参考人の御説明の中で無人運航のお話がありました。人材育成ということ、いわゆる海員をどう確保していくのかということと、ある意味この無人運航というのは相反する側面というのもあるわけでございまして、こうしたテクノロジーの進展というか、イノベーションが進んでいく中で、どうこの問題へは向き合って海員の確保というものを図っていくおつもりなのかということについて、時間がございますので手短にで結構でございます。まず賞雅参考人からお願いします。

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賞雅寛而

独立行政法人国立高等専門学校機構富山高等専門学校長

どうもありがとうございます。無人運航は四十年前から研究されている、特に日本でおいて研究されている課題でございます。このところIT技術ですとかそういうところが進んでまいりまして、一挙に実現化しているところでございます。これは、ほかの産業と同じようにその職業人をサポートするというふうに考えておりまして、これが、先ほど海野さんからもお話がありましたように、これが完全に無人化するということはここ三十年、四十年はないんではないかと思っています。乗っている船員の労働環境をサポートしてくれるツールであるというふうに我々は考えておりますし、特に航海系、機関系の技術といいますか、機械の発達は目覚ましいものがあり...