木戸口英司
立憲民主・社民
なかなか、統計委員会、常勤ではないという方々が就いておられるということで、なかなか、まあ真摯に取り組んでいただいていると思いますけれども、限界もあるんではないかということも感じております。どのようにこの体制を強化していくかということ、非常に重要なテーマであると思いますので、国会も一緒に考えていきたいと、そう考えております。統計不正が生じるたびに、統計人材の不足や組織としてのガバナンスの欠如など様々な課題が指摘され、再発防止策が提言されてきておりますけれども、厚生労働省の不正発覚以降も国土交通省において不正が続けられてしまったように、予算や人員の十分な確保を伴わない付け焼き刃の対策では統計行政が...
金子恭之
総務大臣
お答え申し上げます。我が国のよ うに、各府省がそれぞれ統計を作成する分散型の統計行政体制には、各府省がそれぞれの所掌分野に関する知見を十分に活用できるなどのメリットがあると承知をしております。一方、中央統計局のような集中型の統計行政体制には、統計の専門性が発揮されやすいメリットがあることは承知をしております。いずれの統計行政体制においても、統計人材を始めとする統計リソースの確保は大変重要だと認識をしております。現在統計委員会において行われている公的統計の改善策の検討の中で、統計リソースの確保の議論に加え、統計行政体制の整備についても検討課題になるものと考えております。総務省としては、検討結果を真...