Clips|国会を、おもしろく。
header
screenshot

地方公共団体の基幹業務システムを標準準拠システムに移行する時期を見直す可能性

2022-04-14 参議院 総務委員会

face

芳賀道也

国民民主党・新緑風会

国民民主党・新緑風会の芳賀道也です。岸田内閣の金看板、デジタル田園都市構想にも関わることから伺います。デジタル化に伴って、市町村のシステムもガバメントクラウドに統一され、これまで各市町村のコンピューターシステムを支えてきた中小ITベンダーから、昨年総務委員会で審議した地方公共団体の標準化情報システムについて、国の情報公開が少ないと私どもにも苦情が届いています。中小ベンダーに限らず、ITベンダーがガバメントクラウドに載る二十の標準システムのアプリケーションを組むには、仕様が分からないことには何もできません。児童手当、住民基本台帳、選挙人名簿管理など、二十の標準化されたアプリケーションの仕様はいつ...

face

犬童周作

デジタル庁審議官

お答えいたします。現在、地方自治体の二十の基幹業務システムにつきまして、ガバメントクラウドを活用した標準準拠システムへの移行環境を整備する統一・標準化の取組を進めているところでございます。具体的には、制度を所管する府省におきまして、基幹業務システムが準拠すべき標準仕様書の作成等の作業を行ってきてございまして、既に昨年の九月までに、住民記録、地方税、介護保険等の九つの業務につきましては標準仕様書を取りまとめ、各府省のホームページ上で公表するとともに、地方自治体職員との対話の場である共創プラットフォーム上でも情報共有を図っているところでございます。また、残りの十一の業務につきましても、本年夏までに...