安江伸夫
公明党
大臣、ありがとうございました。ウィシュマさんは三十三歳で命を落とされました。私自身も今三十四歳でありますけれども、本当にこれからいろんな人生の夢や希望を持っておられた方であろうと思います。そのウィシュマ・サンダマリさんの死を絶対に無駄にしてはならない、本当にこれにしっかりと報いていく、そういうような決意で真摯に対応していく、こういう思いで臨んでいただきたい。改めてお願いを申し上げる次第であります。入管の関連のテーマについては以上とさせていただきまして、ちょっと順番前後いたしますが、人権相談等に関連して法務省にお尋ねをしたいというふうに思います。インターネット上の誹謗中傷の問題がクローズアップさ...
松下裕子
法務省人権擁護局長
お答えいたします。法務省の人権 擁護機関におきましては、インターネット上の投稿による被害について相談を受けた場合、相談者の意向に応じまして削除依頼の方法等を助言したり、違法性を判断した上で投稿の削除を要請するなどしておりますが、御指摘のとおり、要請は任意でございますので、削除されたりされなかったりということがございます。現実に、インターネット上の誹謗中傷に関する相談を受けるなどして人権侵犯事件を立件した件数は、令和二年が千六百九十三件、令和三年が千七百三十六年と、事件数が高止まりしている状況にございます。近時、法務省の人権擁護機関に寄せられる相談には、内容的に複雑困難な事案が増えているように感じ...