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国連海洋科学の10年で期待される社会的成果の実現に向けた我が国の国際貢献の在り方

2022-02-16 参議院 国際経済・外交に関する調査会

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横沢高徳

立憲民主・社民

立憲民主党の横沢高徳でございます。三人の先生、貴重なお話をいただき、ありがとうございます。まずは、植松参考人にお伺いをいたします。国連海洋科学十年においては、社会的成果として期待されているものを七つ挙げられていると思いますが、我が国のこれから、特にこれからの国際的な取組としてどのようにリードをしていくべきか、そして国際的にどのように貢献していくべきかというところをまずお話しいただきたいのと、あと、我が国においてはSDG14がどうしても低い。なぜ低いのか、そして何をすべきかというところもお伺いしたいと思います。

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植松光夫

埼玉県環境科学国際センター総長/東京大学名誉教授

御質問ありがとうございます。七つの期待される成果、その七つの中で日本は何を重点に置くかということだと思いますが、はっきり言いまして全部大事だというふうに思います。ただ、このいろんな分野で既に日本がいろんな国際的に協力をしているというものもあります。きれいな海にしても、プラスチックをきれいに、コントロールしようというのは日本が中心になってやっておりますし、海洋生態系についても非常に日本は進んでおりますし、その海だけでなしに、極域の海、そういったところでも調査は進んでおります。生産的な海、予測できる海、これもコンピューター、日本は非常に進んでいるというふうに信じております。安全な海、これも津波早期...