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我が国に対してミサイルを発射させる意思を持った相手国の中枢機能を攻撃することと国際法上の比例の法則との関係性

2022-04-28 参議院 外交防衛委員会

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上田清司

国民民主党・新緑風会

林大臣が言われたとおりだと思います。国際法上、比例の法則、極端なこと、一発撃たれたら一発だけ撃ち返しておく。これは、誤射というのもありますから、念のためにその程度でとどめておくと。それ以上のことをするとそれ以上発展していく可能性があるということで、まさに今の答弁どおりだと思いますが、そういう意味では、ミサイルが発射された、それを指揮命令を持ったところの中枢機能をたたくという話までなってくると、これは国際法上で言うところの比例の法則に反する話ではないかというふうに思いますが、こういう議論に関しては、今、林大臣が言われたような考え方に私も立つべきだというふうに思っております。出どころだけをしっかり...

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岸信夫

防衛大臣

一般論として申し上げますと、まず、その昭和三十一年の政府答弁における誘導弾等の基地というものについて、必要最小限度の措置の例示の中で述べられていますけれども、法理的には、その対象を攻撃することが誘導弾による攻撃を防ぐのに万やむを得ない必要最小限度の措置か否かという観点から、個別具体的に判断をされます。政府としては、急速なスピードで変化、進化しているミサイルなどの技術に対して、国民の命や暮らしを守るために十分な備えができているのか、現在の新たな国家安全保障戦略を策定する中で、あらゆる選択肢を排除せずに現実的に検討してまいります。このため、現時点でお答えできる内容、段階ではありませんが、今般の検討...