上田清司
国民民主党・新緑風会
ありがとうございました。それでは、残り時間僅かでありますが、林大臣に。前回の速記録をちょっと取り寄せてみましたところ、見落としたというんでしょうか、私、十分把握できなかったところが一か所ありまして、一連の外交青書の表現の仕方によってその時々の判断がありますと、政策的判断があるという御答弁で、とにかく北方領土問題については、これ林大臣のお言葉でありますが、政府の法的立場に変わりはないわけでございますが、その法的立場に基づく説明についてその時々の政策判断によって異なり得るものでございます、御指摘の理由についてあえて申し上げますと、外交的な観点から、かかる言葉を使用せず、日本が主権を有する島々という...
林芳正
外務大臣
五月の十七日の委員会でお答え をしたとおりでございまして、今御紹介いただきましたように、この外交青書の記載内容、これ一般に、その年々に起こった様々な外交に関わる事象を総合的に考慮した上で決定をしているものであり、この記載内容や表現ぶりが変わることはあり得るということでございます。北方領土問題については、北方領土が我が国が主権を有する島々であり、我が国固有の領土であるという政府の法的立場には変わりはないわけでございますが、その法的立場に基づく説明につきまして、外交青書を含め、どのような場や文書でどのような表現を使うかは、その時々の政策的判断により異なり得るものでございます。今お話のあったように、こ...