浅田均
日本維新の会
今も御答弁の中にありましたけれども、監査法人から離れていく人が多いということで、それで、先ほど、これ大塚委員の資格獲得に必要な二年の期間をどうして三年にするんですかという質問に対して、グローバル化が進んでいる等、それと海外では三年であるという御答弁があったと思うんですけれども、これ、何を隠そう、会計士さんの人手が不足しているんで、二年を三年にしたらまあその人手不足が解消できるかもしれないといううがった解釈もできると思うんですけれども、それだったら二次試験の合格者の数を増やすとか、ほかにも方法があると思うんですけれども、この点はいかがでしょうか。
鈴木俊一
財務大臣・内閣府特命担当大臣(金融)
監査法人等での実務経験期間の二年から三年への見直し、これは監 査法人の人員確保を意図したものではございません。公認会計士試験の合格者につきましては、試験を通じて必要な学識やその応用能力を備えた合格者を確保することが重要であると考えております。公認会計士の人数を増やすために試験の合格者数を増やすことは、この点を踏まえて考える必要があると思っております。一方で、公認会計士試験の合格者数については、受験者数の増加に伴って増加傾向にございます。公認会計士の人数を増やしていくためには優秀な受験者を引き付けていくことが、これが肝要であると思いまして、公認会計士・監査審査会では公認会計士の魅力に関する広報活動...