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外からは見えにくい家庭養護の養育において最低水準のケアが担保されるための方策

2022-02-02 参議院 国民生活・経済に関する調査会

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宮口治子

立憲民主・社民

立憲民主党の宮口治子と申します。本日は貴重なお話をお聞かせいただきまして、本当にありがとうございます。私も三人の子供を育てている母親の立場として、考えなければいけないなということがたくさんございました。それでは、まず、上鹿渡さんにお話を聞かせていただきたいと思います。先ほど、和田議員が里親ショートステイについてお尋ねをされましたが、家庭養護について、諸外国と比較して最低水準にあるということをお示しいただきましたが、家庭養護を推進していくために、登録里親数や委託里親数が絶対的に少ないということや新たな養育里親の発掘が進まないなどの課題があると思います。そもそもの里親が増えていかないというのは、周...

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上鹿渡和宏

早稲田大学人間科学学術院教授・社会的養育研究所所長

ありがとうございます。まず、里親のリクルートという今言葉を使うようになってきているので、里親をどうやって増やしていくかというところですね。これ、先ほどのショートステイ里親も、実はそれの一環としていけるんじゃないかということなんです。県の資源なんですね、里親って。だけど、集める場所は市町村で、市町村の協力が本当不可欠なんですけど、そもそも市町村の方が里親というものを知らなかったり、自分のところにどこにいるのかということも余り分かっていなかったりということがありまして、まずはそこら辺からですね、もう本当に里親というのはどういうもので、この国としてしっかり増やしていこうとしているんだということを本当...