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文理融合が必要とされる社会的な背景

2022-04-05 参議院 文教科学委員会

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片山大介

日本維新の会

日本維新の会の片山大介です。私は、今日は、大臣も時々口にされている文理融合、大学での文理融合、文理横断についてちょっと聞きたいと思います。これはその、あれですよね、文系、理系の区分にとらわれないで、分野横断的な知識を会得して、そして幅広い視野で課題を捉えようと、そして様々なその技術や情報を使いこなしながら解決していく力を養おうという新しい考え方の教育方針なんですが、これが最近、特に必要性が指摘されるようになりましたけれども、まず、その社会的な背景について教えていただけますか。

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末松信介

文部科学大臣

文理融合という言葉、よく出てまいります。未来創造会議でも出てまいります。我が国は、気候変動など地球規模の課題の対応、課題への対応とか、少子化、少子高齢化問題、エネルギー資源問題といった、これまでになく多岐にわたりまして社会問題に直面するなど予測不能な時代に、真っただ中にあるということです。このような時代におきまして、大学教育では、専攻分野についての専門性を有するだけでなくて、分野を超えた専門知識を組み合わせた総合的、文理融合的な知識、スキル、能力を身に付けることにより、多様な、かつ困難な社会の課題の発見とその解決に活用することが求められるということで、文理融合という言葉、そういうところからもよ...