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大学ファンドの運用状況によって大学への支援開始時期が遅れる可能性

2022-05-17 参議院 文教科学委員会

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片山大介

日本維新の会

日本維新の会の片山大介です。じゃ、同じ質問がちょっと繰り返される可能性ありますけど、そこを御容赦いただければと思います。この今回の大学ファンドについては、去年一月、JST法の改正が行われて十兆円の規模のファンドが置くことが決まったと。そして、この国会で、国際卓越研究大学を認定して大学ファンドによる助成を行う仕組みの法案が今こうやって議論されている。まあ、恐らく成立するんでしょうと。さらに、その現行制度では国立大学法人が国際卓越研究大学になる要件を満たせないので、次の国会以降で国立大学法人法の改正も予定されている、こういう流れなんだとは思うんですけれども。まず聞きたいのが、去年、JST法が改正さ...

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末松信介

文部科学大臣

法案の流れは先生の御指摘のとおりでございます。世界における我が国のこの経済規模を踏まえますと、我が国において数校程度の大学が世界と伍する研究大学となることが期待されているところでございます。現在、諸外国のトップレベルの研究大学では、ウン兆円という単位でのファンドから年間数百億から大きいところでは一千億規模にも及ぶ運用益を得まして、若手研究者の支援や研究基盤の構築に活用しているのに対し、我が国のトップレベルの研究大学は財政基盤の面では大きく後れを取っております。先生お詳しいと思いますが、ハーバードでも二千億ぐらいございますし、オックスフォードで、ここは大分落ちて百四十億ですけど、イエール大学は千...