倉林明子
日本共産党
家計補助的という位置付けですよね、女性のパート労働自身が。実態では、もうそういう実態ではないよというのが今のコロナ禍でもはっきり見えてきたかなと思うんですね。最後、原田参考人に、そういうリアルな御相談の中身なども、たくさんお受けだろうと思いますので、御紹介いただければと思います。
原田仁希
首都圏青年ユニオン執行委員長
ありがとうございます。コロナ禍で、女性の労働相談として、にかかわらずですけれども、学生からの労働相談もかなり激増しました。皆さん、学生のアルバイトというと、遊ぶお金のためにやっていると思っているかもしれないですけど、実態はそうではなくて、多くの学生の労働相談が、家にお金を入れているというふうに言うんですよね。自分が十万か十五万ぐらいを稼 いでいるんですけれども、それを家に入れていたと、しかしコロナ禍で急にその収入が全部なくなってしまったということで、家に入れられなくて困っていると。よくよく聞くと、自分の母親もパートで、主婦パートで働いていて、それもコロナ禍で収入がなくなった。父親は自営業で働いて...