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新型コロナウイルスに感染している妊産婦への対応の明確化の必要性

2022-04-07 参議院 厚生労働委員会

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打越さく良

立憲民主・社民

最終的には司法判断ということで、そうすると、この救済を求める方たち、労働者にとっては、一々本人が努力しなければいけないと、言わば自助になると思いますので、それは厚生労働省の方としてしっかりと、こうしたことは契約上しなきゃいけないと、安全配慮義務の違反となり得るんだということをしっかりと押し出していただきたいというふうに要望いたします。それでは次に、コロナ禍における出産についてお伺いします。昨年夏ですが、千葉県柏市で、感染した妊婦の方の入院先が見付からず、自宅で生まれた新生児が死亡すると、そういった痛ましい悲劇が起こりました。このようなことを二度と繰り返してはならないと、現場では努力を重ねられて...

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伊原和人

厚生労働省医政局長

お答えいたします。出生数に対する帝王切開率につきましては、新型コロナウイルス流行以前から徐々に増加しております。新型コロナウイルス以降、感染症流行後のデータにつきましては、現時点ではまだ公表されておりませんので把握しておりません。一方、日本産科婦人科医会が新型コロナウイルス陽性管理中のときに出産された妊婦の出産方法について調査をしたところ、約六八%がコロナ感染を理由とした帝王切開で出産したという報告が出ていることは承知しております。また、日本産科婦人科学会、日本産婦人科医会、日本産婦人科感染症学会が連名で出した通知によりますと、分娩に関して、新型コロナウイルス感染症への感染のみで帝王切開の適応...