森屋隆
立憲民主・社民
私は前進したと思っているんです。今回も、この問題に取り組んでいただいて九時間になったのは、これ前進したと思っているんですけれども。だけど、ここでやはり終わってほしくないんですよね。これがあったからといって、ここで終わってほしくないんです。今回のこの改善基準告示の改定も大分時間掛かったと私は思っているんです。もう、この問題ずうっと長くあって、ようやく動いてきたのかなと、こういうふうに思っているんですけれども。さらに、なぜ十一時間にならないのか、なれないのか、できないのかというところも私は追求していくべきだと、こういうふうに思うんです。なぜかというと、やはり当然、トラックもバスもタクシーもそうです...
後藤茂之
厚生労働大臣
働き方改革、特に長時間労働の規 制に当たりまして、従来から自動車関連産業、本当に一つ独特な法制度の中でやってきました。それを長時間労働の上限規制にはめていくということで、今大変に関係者の方御尽力されておられて、まあ荷主さんとの関係もあって、まだトラックの方はその告示の見直しの案にもたどり着いていないという状況であります。全体としての位置付けからいえば、まさにおっしゃったように、自動車運転、長時間労働の実態にありまして、過去五年間の脳・心臓疾患の労災支給決定件数でも、職種別では自動車運転従事者が最も多く、業種別では道路貨物運送業が最も多くなっているなど、自動車運転者の過重労働防止は非常に重要な課題...