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人生会議におけるリビング・ウィルや事前指示書の必要性の有無に関する厚労省の認識

2022-04-21 参議院 厚生労働委員会

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梅村聡

日本維新の会

ですから、患者さんがどういうことを望んでいるかということを関係者で話し合う、そのプロセスの一つの目安を作られたという、そういうことだと思います。その中で始まったことが二〇一八年の人生会議というものだと思います。これはACPという言い方もありますけども、ちょっとポスターが一時期騒動になって回収されたりとか、国民からしたら、ちょっとどういうことに今なっているのかなということが少し分かりにくいかもしれませんが、少なくとも話し合うことを制度化としてしっかりつくっていこうと、その愛称が人生会議だったと思うんですけども。この人生会議のホームページですね、厚生労働省のホームページをずっと拝見をしたんですけど...

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伊原和人

厚生労働省医政局長

お答えいたします。人生の最終段階におきまして、先ほど申し上げましたように、本人が望む医療、ケアが提供される環境を整えるためには、本人が望むその医療やケアにつきまして関係者の、家族も含めて関係者と繰り返し話し合うプロセス、これを我々、人生会議と呼んでおりますけれども、その取組を進めることが意義があることと考えております。そうした中で、このガイドラインにおきましては、このプロセスにおいて話し合った内容について、その都度文書にまとめておくことをお示ししております。他方、最終的な意思を決めることとか、あるいはその内容を文書として残しておくこと、その最終的な決定ですね、そこまでについては触れておりません...