川田龍平
立憲民主・社民
次に、子供に関するデータ連携について伺います。現在、子供に関する各種データを連携させてプッシュ型の支援に結び付ける、つなげるための検討がデジタル庁や内閣府等関係省庁の副大臣のプロジェクトチームにおいて進められていると承知しています。必要な支援を迅速に届けるための仕組みとしてのこのプッシュ型支援そのものは否定されるものではありませんが、大前提として、個人情報保護、第三者提供を行う場合の本人同意が徹底される必要があります。子供に関するデータ連携を始め子供施策のデジタル化推進においても、重要なポイントは国民の政府に対する信頼であると考えます。台湾のオードリー・タン・デジタル担当政務委員は、政府と国民...
内山博之
デジタル庁審議官
お答えいたします。子供に 関する情報データ連携につきましては、先ほど先生から御指摘ありましたデジタル庁ほかの副大臣プロジェクトチームで検討し、あわせて、デジタル庁におきまして関係府省と連携をしながら七つの自治体において実証事業を今行ってございます。この実証事業に取り組まれています七つの自治体の中には、個々人を識別するIDとしてマイナンバーを使用している団体はないというふうに考えてございます。また、信頼の確保、不安の払拭という点でございますけれども、やはりこの実証に参加していただいている七つの自治体が安全にその実証事業に取り組み、さらに当該自治体の住民の皆様が安心できるようにすることが必要だという...