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新しい社会的養育ビジョン策定時におけるフォスターケア・ドリフト問題の深刻さの認識

2022-06-07 参議院 厚生労働委員会

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打越さく良

立憲民主・社民

非常にそういった複数の不調を経験する子供たちというのが非常に大きな傷つきを経験しているということは指摘されているところです。そして、NHKの二〇一八年の調査によれば、里親の二六・六%、四人に一人以上が養育に困難を感じるなど委託解除の経験があるということで、里親経験もある津崎参考人も、数字的に里子を増やすことは単純にはいかないということで、数値目標ありきの問題点を指摘されていたかと思われます。そもそも、新しい社会的養育ビジョンが公表された当初から、フォスターケア・ドリフト問題が指摘されていました。しかし、ビジョンでは、欧米でのフォスターケア・ドリフト問題を検証した形跡はありません。里親委託率が高...

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橋本泰宏

厚生労働省子ども家庭局長

平成二十九年にまとめられましたこの新しい社会的養育ビジョンにおきましては、里親不調に関する課題も指摘されておりまして、その解決策の一つとして、包括的な里親支援、フォスタリングの重要性が指摘されております。「里親不調という子どもにとって新たな心の傷となる状況を防ぐためにも、フォスタリング業務が専門性の高いソーシャルワーク組織として成熟していくことが必要であり、担当者が長期にわたって従事し、継続的で一貫したチームを形成することが欠かせない。」と、こんな記述もございます。御指摘いただきましたように、里親制度というのは家庭と同様の温かい養育環境の下で社会的養護が必要な子供を養育するものでありまして、そ...