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新規就農者育成総合対策における地方負担の考え方と経営開始資金の支援期間を短縮する理由

2022-03-08 参議院 農林水産委員会

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田名部匡代

立憲民主・社民

地方の負担がなくなったことはよかったんですよ。国でやっぱりちゃんと支援するべき、これ私たちが十年前、民主党政権でつくった青年就農給付金、やっぱり国が人材育成していこうと、しっかり支えようということですから。で、地方にこれ負担を求めたら、お金のあるところはやるかもしれないけれども、それはやれないところ、やらないところが出てきちゃう。人材育成に差が出るんじゃないかというのは、地方からも声上がっていたと思いますし、私たちもそのことは申し上げました。しっかり国の責任でやってほしいと思うんですが、これ経営開始資金、これ今までは三年プラス二年、五年でしたよね。今三年になったんですか。なぜですか。

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光吉一

農林水産省経営局長

お答えいたします。現行の委員御指摘の次世代人材投資事業の経営開始型でございますけれども、所得が上がらない経営開始時期、一年から三年目につきましては年間百五十万円支援しまして、経営開始三年目終了後の中間評価におきまして、一定の目標水準をクリアした方に対して四年目、五年目に年間百二十万の支援を行うと、そういう仕組みにしております。この現行事業につきましては、先ほど申し上げたように、経営開始六年目で所得が一千万円を超える方がいらっしゃる一方、所得が百万円以下にとどまる方というのも半数いらっしゃって、着実な経営発展が必要な状況でございます。先ほど申し上げたように、一方、うまく新規就農者の育成がいってい...