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輸入小麦の価格高騰への対策に加えて、国産の米粉等に切り替える取組を支援する必要性

2022-03-16 参議院 農林水産委員会

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谷合正明

公明党

そこで、輸入小麦の政府売渡価格であります。今年の四月期につきましては、対前期比で一七・三%増ということで決定し、それが公表されたところであります。昨年の十月期は対前期比で一九%と来ております。実は昨日、で、一七%、今回の一七%の中には、ウクライナのこの情勢によっての国際的な穀物価格の高騰については、その寄与度という意味においてはほとんど反映されていないというのが基本認識だと思います。で、昨日、駐日ウクライナ大使とお会いする機会がありまして、いろいろ話を伺いました。ウクライナというのはそもそも食料輸出国だったと。今は食糧支援を受けている状況であるということですから、輸出をしているこのプラスが、輸...

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中村裕之

農林水産副大臣

谷合先生御指摘のとおり、四月期より一七・三%の引上げということでございます。百八十円の食パン一斤当たり二・六円増、小麦粉一キロ当たり二百八十円のところ十二円増というふうに試算をされますけれども、今後も更に消費者に負担が掛かっていくおそれがあるわけです。そこで、国産米粉についてですけれども、今、小麦粉は六百万トンぐらい消費をされているんですが、九割が輸入ということで、国産米粉を更に活用して輸入小麦と置き換えていくというのは非常に重要なテーマだと思っておりまして、これは食料安全保障にもつながりますし、今の我が国の自給率、また生産、米生産にも関係がしてくる重要な課題だと私も思っていまして、今検討して...