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国有林分収造林制度において国が持分を買い受ける仕組みを創設する必要性

2022-03-16 参議院 農林水産委員会

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舟山康江

国民民主党・新緑風会

現状、大臣おっしゃったように、かなり兼業農家の方が多くそこで生産活動を担っていると。ただ、今、高齢化が進む中で、いよいよどう代替わりをさせていくのかと、これが課題ではないかと思います。私の地元も、今の方々、それこそ七十歳、八十歳の人が何とかその中山間で頑張っているんですけれども、じゃ、その後、息子たち、その次の代に移行、うまくバトンタッチできているかというと、そこができていないんですよね。今の方々は何とか自分の生きている間は頑張ろうという中で、次の世代の人がそこで何とかその生産活動を続けていくためにどうするのかというときに、何か、やっぱりそこの、今の条件の差をどう見詰め直していくのかという新た...

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天羽隆

林野庁長官

先生御指摘の分収造林でございます。国以外の造林者が契約により国有林野に木を植えて、一定期間育て、伐採し、その収益を国と造林者で一定の割合で分収する制度でございまして、令和二年度末時点の全国の分収造林契約面積、これは約十万ヘクタールとなってございます。その管理状況ということでございますけれども、契約者である造林者が造林計画書に従って施業を行うということになっておりまして、施業の後、国、森林管理局長ですけれども、御報告をいただくこととしてございます。